幼児期における家庭学習の効果です。
幼児期のお子さんを持つママやパパの中には、幼児期から家庭学習をさせることを迷う場合があります。
「幼児教育」「早期教育」と聞くと、なんだか抵抗を感じるママやパパもいることでしょう。
この記事では、幼児期から家庭学習の効果と続けてよかった理由を紹介します。
幼児期から家庭学習をさせようか迷っている人の参考になれば幸いです。
幼児期からはじめた家庭学習は市販のドリル
我が家が幼児期からはじめた家庭学習は市販のドリルです。
子供たちは、毎朝の習慣としてドリルをしています。
朝学習をはじめたのは長女が年少の頃ですから、もう2年が経過しました。
本格的に家庭学習をはじめたのは、ベネッセのこどもちゃれんじがきっかけです。
ただし、子供たちは、こどもちゃれんじをはじめる前から、市販のドリルをするのが好きでした。
そのため、ネットから無料でダウンロードしたドリルやダイソーやセリアなど100均のドリルをやらせていました。
興味をもってくれたらいいなと思ってはいましたが、特に無理やりさせていたわけではありません。
ただし、本格的に学習がはじまる小学生までには、家庭学習のドリルが習慣化したらいいなとは思っていました。
そのため「ドリルやるよー」と声掛けだけはしていました。
そのおかげか年長になった長女は、自分から朝のドリルをやるようになりました。
時々、面倒くさそうにすることもありますが、家庭学習を続けてよかったと思っています。
幼児の家庭学習の効果とは?

幼児の家庭学習の効果にはどんなものがあるでしょう?
わたし自身が実感として得られた効果を紹介します。
幼児の家庭学習の効果
• 子供との密なコミュニケーションがとれる
• 子供の得意・不得意がわかる
• 褒められた子供のうれしそうな顔が見られる
• 子供の学力・能力の向上につながる
子供との密なコミュニケーションがとれる
幼児期に家庭学習をおこなうことは、子供との密なコミュニケーションにつながります。
幼児に家庭学習をすることは、親が幼児に教えることにもなります。
そのため、家庭学習の時間は子供にじっくりと寄り添うことになります。
普段、あまり子供と遊ばないわたしには、家庭学習の時間が子供との密なコミュニケーションの時間にもなりました。
子供の得意・不得意がわかる
家庭学習をすることで、子供の得意、不得意、好き、嫌い、といったことが、少しずつ見えてきます。
その子の向き不向きが見えてくると、その子供にとっての将来も漠然とですが、少し見えてきます。
伸ばしてあげたい能力、習わせてあげたい習い事、子供本人の希望も考慮しつつ、考えることができるようになります。
家庭学習の効果は多方面にあるのだなと実感しています。
褒められた子供のうれしそうな顔が見られる
ちょっとこの問題は難しいだろうなと思って、子供に取り組ませてみると、意外に早く解けたりすることがあります。
すると、こっちも本気ですごい!って思って心から褒めることになります。
そうすると、本当にうれしそうな顔するし、すっごく得意げな表情をします。
それがまたかわいいし、子供自身も「自分はできる!」って思える気持ちになるので、そういった意味でも家庭学習を続けていてよかったです。
子供の学力・能力の向上につながる
家庭学習の効果であたりまえのように感じるのは、子供の学力や能力の向上です。
やはり、勉強していることしていない子の差は歴然です。
幼児期の子供の吸収力はすさまじく、大人でも驚くような力を発揮することがあります。
幼児期だからこそ、さまざまなものに触れさせたいと思うのが親心です。
その中のひとつに学習という項目があるのもよいものです。
家庭学習を続けていてよかった1番の理由

わたしが、家庭学習を続けていてよかった1番の理由は、家庭学習を通して、子供の成長が身近に感じられたということです。
子供が大きくなるにつれて、赤ちゃんの時のようにしっかりと向き合って遊ぶということが少なくなりました。
特に、子供と遊ぶのが苦手なわたしは、なかなか一緒に遊ぶことをしません。
そのかわりと言っては何ですが、家庭学習の時はしっかりと子供と向き合っています。
ですから、家庭学習の時間が子供との時間なのです。
すると、家庭学習を通して、子供の成長やそのときの心の様子を伺うことができます。
家庭学習を続けていてよかったと思うのは、学力向上はもちろんですが、それ以上に子供のことを考え感じられることです。
家庭学習最大の効果は子どもの学び欲・自尊心の育成

家庭学習において最大の効果は子どもの学びたい欲求の育成です。
家庭学習は、一時期言われた早期教育とは違います。
はっきりいって、子供は勉強することが大好きです。
学ぶことが大好きです。
知らないことを知りたいと思う生きものです。
その子供の学びたい気持ち、知りたいと思う気持ちを家庭で育ててあげられるのが家庭学習です。
できないことができるようになった喜び。
「小さなできた!」を積み重ねられることが簡単にできる家庭学習は、子供の自尊心も育てます。
家庭学習をしていると本気で子どもをすごいと感じることがあるんです。
大好きなお母さんから褒められることは子供にとって最大のよろこびとなります。
このようなことから、家庭学習における最大の効果は子どもの学びたい気持ちや自尊心を育てるのに大いに役立ちます。
もちろん、勉強に興味のない子、好きではない子もいます。
その場合は、無理にやらなくて大丈夫です。
嫌なことを無理やりさせることにメリットはありません。
我が家の子供たちのように、勉強が好きな子には、家庭でのはおすすめです。
でも、勉強が嫌なら、その子供はきっと別のことが大好きなはずです。
それをさせてあげられたら、子供も喜ぶのではないでしょうか?
家庭学習は勉強だけがすべてではありません。
子供が学びたいと思ったものを家庭で学ぶことが家庭学習です。
長女が小学生になって家庭学習習慣の重要性を実感(追記)

年長だった長女は、幼稚園を卒園し小学校1年生になりました。
そしてもうすぐ2年生になります。
家庭学習をはじめてから、3年以上経過しました。
小学校になれば、宿題が毎日あります。
長女は、年少からはじめた家庭学習によって、学習がすでに習慣化されていました。
おかげで「子供が宿題をやらなくて困る」ということもありません。
当り前のように勉強しています。
たまに土曜日や日曜日に、遊びに忙しくて家庭学習をしないときもあります。
ですが、それ以外は、きちんと学習しています。
市販のドリル、進研ゼミ小学講座(チャレンジ)、スマイルゼミと、盛りだくさん(笑)
自分の子供の頃を思うと
「本当によく勉強しているなあ」
と思わずにいられません。
しかも、それをそれほど苦に思ってもいないようです。
「わたし勉強大好き」
そんな風に言うときもありますから、勉強が嫌じゃないんでしょうね。
我が娘ながらえらいなあと思います。
それもこれも、小さいころからの学習習慣のおかげだと思っています。
こどもちゃれんじをきっかにはじまった我が家の家庭学習。
いまでは、本当に続けて来てよかったです。
習慣になるまでは、親も大変かもしれません。
ですが、必ず後からやっていてよかったと思うでしょう。
この先はどうなっていくのかはわかりません。
勉強が嫌いになることもあるかもしれません。
ですが、自分の知らないことを知る楽しさ。
何かを学ぶことは楽しいものだと思っている子供たちです。
きっと自分の学びたいことを自分で学んでいけるようになると信じています。
我が家の学習習慣はこどもちゃれんじが教えてくれました。
こどもちゃれんじには、学ぶことが楽しい!と思える工夫がいっぱいです。
幼児期からの家庭学習には本当におすすめです。
