断捨離でものを手放すための3つの方法です。
断捨離でものを手放す3つの方法
自分の身の回りからものを手放す方法には大きく分けて3つあります。
ものを手放す3つの方法
- 捨てる
- 売る
- 譲る
このようにものの手放し方には大きく分けて3つの方法があります。
断捨離でものを手放す方法1,「捨てる」
断捨離でものを手放す方法ひとつ目は「捨てる」です。
読んで字のごとく「捨てる」とは、手放すものをゴミ袋に入れて収集日に出すことです。
ものをゴミとして手放す方法が「捨てる」です。
燃えるゴミであれば手間もかからず簡単にできます。
これが粗大ごみになると、少し手間がかかりますが、他の処分方法に比べたらゴミを出すだけですから簡単です。
ものを「捨てる」というのは、ものの処分する方法の中では1番簡単にできます。
ただし、一番手放しにくい方法でもあります。
なぜなら、まだ使えるものをゴミとして手放すのですから、心が痛む人が多くいます。
罪悪感を感じて手放せなくなってしまう場合もあります。
行為としては一番簡単な手放し方ですが、気持ちの上では一番手放しにくい方法でもあります。
断捨離でものを手放す方法2,「売る」
断捨離でものを手放す方法2つ目は「売る」です。
わたしが1番面倒に感じる ものの手放し方は「売る」です。
なぜかというと「売る」ためにはいくつもの手順が必要だからです。
不用品を売るには、大きく分けて4つの方法があります。
不用品を売る4つの方法
- フリーマーケットで売る
- ネットオークションやフリマアプリで売る
- リサイクル業者に売る
- 個人的に売る
これ以外にも何か売る方法があるかもしれませんが、わたし自身が思いつくのが4つでした。
1.フリーマーケットで売る
ここで言うフリーマーケットというのは、いわゆる屋外や屋内などで行われるフリーマーケットのことです。
このフリーマーケットで売る方法は非常に手間がかかります。
フリーマーケットでものを売る手順
- フリーマーケットを開催している場所や自治体を探す
- 出店申請をし許可を得る
- フリーマーケット当日までに品物の値段や包装のことを考えて準備する
- 当日は、開催場所まで品物を運び入れディスプレイする
- 開催時は顧客の対応、金銭管理を行う
- 開催後は店舗の片付け、必要があれば開催者との連絡等
基本的にフリーマーケットは丸一日を労することになりますし、事前準備が必要です。
また、その日に必ず売り切れるかどうかもわかりません。
売れ残ってしまったものもあるかもしれません。
また、売り切りたい気持ちから無理な値下げをしてしまうこともあるかもしれません。
このような理由から、フリーマーケットで不用品を処分する方法はとても手間がかかります。
フリーマーケットを楽しむことが目的であるならば、それもいいでしょう。
しかし、ものを手放すことが目的であるならば、フリーマーケットは想像以上に手間がかかります。
では、大規模なフリーマーケットではなく、ネットオークションやフリマアプリなどではどうでしょう?
2、ネットオークションやフリマアプリで「売る」
フリーマーケットに出店することを考えれば、ネットオークションやフリマアプリを使って売る方法は比較的簡単にできます。
とはいえ、やはり手間がかかるのも事実。
ネットオークションやフリマアプリで不用品を売るにはいくつか手順があります。
ネットオークションやフリマアプリで不用品を売る手順
- ネットオークションやフリマアプリのアカウントを取得する
- 売り上げ金の受け取り口座を用意する
- 品物の写真を撮る
- 品物の写真をアップロードする
- 品物の商品説明を入力する
- 品物が売れたら購入者とやり取りをする
- 品物を梱包する
- 品物を配送業者に持っていくなどして発送する
- 必要であれば購入者とやり取りをし取引終了
ざっと上げただけでも9つの手順が必要になります。
今は、ずいぶんとフリマサイトが進化してきたので上にあげた項目のすべてを行う必要はないかもしれません。
それでも品物の写真を撮ったり梱包したりするのは意外に手間がかかるものです。
これは、やってみるとわかるのですが非常に面倒です。
もちろん、こういった作業が好きな方なら楽しんでできるのでおすすめの手放し方だと思います。
しかし、わたしのように面倒に思う人間にはおすすめしません。
さらに、利益が少ないものであると売るモチベーションも下がります。
薄利であるほど手間の方がかかってしまい、何のために出品したのかわからなくなることもあります。
目的はものを手放すことです。
けして、フリマサイトを楽しむために売るのではありません。
[chat face=”d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79.png” name=”もりみ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”] わたしは、最初こそメルカリが楽しくて売ったりしてましたが、次第に面倒になりあまり売らなくなりました [/chat]
3.リサイクル業者に売る
フリマサイトが当たり前のようになった昨今。
以前は、不用品の売り場所と言えば買取業者一択でした。
大手で言えばBOOKOFF(ブックオフ)でしょうか。
町中にブックオフの店舗を見かけたものです。
要らないものを引き取ってくれる買取業者は非常に便利な存在です。
店舗にもっていくだけで簡単な手続きだけで済むのですから。
今は、店舗にもっていかなくても取りに来てくれたり、ネット上の手続きだけで簡単に済んでしまうこともありますね。
自分で手間をかけて売るよりも簡単にできて便利です。
しかし、品物によっては思ったほど高額ではなかったという場合があります。
また、売ろうとしても引き取ってもらえない場合もあります。
一般的には、ネットオークションやフリマアプリを利用する方が買取業者に売るよりも高くなる傾向があります。
買取業者に見積もりをお願いすると、稀に自分が思った以上に高額な値段が付く場合があります。
自分が思った以上に市場価値があるものもあるので、売る時は相場を確認するようにしましょう。
もし大量の不用品があるときや高価なものを処分するときは、買取業者に見積もりをとってもらうことをおすすめします。
このように「売る」という ものの手放し方は思った以上に手間がかかります。
4,個人的に売る
個人的に売るという方法もあります。
たとえば、ガレージセール。
ガレージセールは、家具などの不要になったものをガレージや庭先などで売ることです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、1970年代にアメリカでリサイクル運動の一つとして盛んになった売り方です。
このガレージセールのように、自宅で親しい人に対して小さなフリーマーケットを開催するという方法もあります。
また、人に譲る時に無償ではなく有償にする場合もあります。
向き不向きがある方法だとは思いますが、楽しんでできるなら個人的に売る方法もおすすめです。
断捨離でものを手放す方法3,「譲る」
断捨離でものを手放す方法3つ目は「譲る」です。
「譲る」には2つの方法があります。
2つの「譲る」方法
- 友人・知人に譲る
- 慈善団体などに譲る(寄付する)
1.友人・知人に譲る
友人・知人に譲るという手放し方は、比較的ハードルが低いかもしれません。
ですが、この方法は向き不向きがあり、人を選ぶ方法でもあると思います。
人に譲ることや、人からもらうことにそれほど抵抗がない方というのはとてもいい ものの手放し方だと思います。
しかし、人に譲ることや人からもらうことに気を遣い過ぎてしまう方にはあまりおすすめの方法だとは思えません。
わたし自身の感覚をお話しします。
わたしが、友人・知人から何か譲ってもらったとします。
そのものは、友人・知人には確かに不用品です。
ですが、わたしにはとても役に立つものです。
譲ってくれたことに感謝すると同時に、何かお礼をしなければと考えてしまいます。
親しい人ならそれほど気を遣うこともないのですが、ママ友レベルだとけっこうキツイなって思ってしまうわたしです。
また、譲ってもらったものが不要になったときには思った以上に処分しにくいものでもあります。
「○○さんから譲ってもらったものだけど、もういらないな。でも、捨てたら〇〇さんに悪いかな」
なんてことを考えてしまったりしがちです。
逆に、自分が譲る側だった場合です。
「気を遣ってもらってくれたんじゃないかな?」
なんてことを考えたりしてしまうんですよね。
たとえ「この中にいるものあったらもらってくれる?」
みたいに極力相手に負担をかけない言い方をしたとしても、中には、無理してもらってくれた人がいるかも?
なんてことを考えてしまうのです。
まあ、ある意味、自分がそういわれたら、何かもらってあげた方がいいのかな?なんてことを考える場合があるからなんですよね。
また、ものを譲った人の中には、口に出さなくても見返りを求めるタイプの人もいます。
「いらないものをあげたんだからべつにいいんだけど、ちょっとくらい何かお礼があってもいいよね」
そんな心の奥にある声が漏れてる人もいます。
ものの受け渡しには、互いの気持ちの受け渡しが介在します。
それが、友人・知人に「譲る」ということです。
その行為が好きな人はいいのですが、わたしは面倒に思ってしまうので誰かに何かを「譲る」というのは極力しません。
家族のように気心知れた相手であればOKですけどね。
2.慈善団体などに譲る(寄付する)
慈善団体などに譲る(寄付する)ことは、時に、売る以上に手間がかかることがあります。
まず、どういった慈善団体があって、どのような不用品を取り扱っているのかを調べる必要があります。
例えば、あなたが衣類を寄付しようとしたとします。
衣類の寄付を受け付けている団体を調べます。
見つかったら、そこに無造作に送り付けていいというわけではありません。
団体によっては、細かな基準を設けているところもあります。
どこのどんな団体がどんなものの寄付を募っているのかをきちんと調べる必要があります。
それから、受け付けてくれる不用品を送ります。
そういった手間をかけても寄付したいという気持ちがある方にはおすすめです。
断捨離でものを手放すための3つの方法!まとめ
断捨離でものを手放すための3つの方法を紹介しました。
ものを手放す3つの方法
- 捨てる
- 売る
- 譲る
個人的には、やっぱり「捨てる」という方法がおすすめです。
痛みを知って次に生かす。
そんな風に思います。
売ったり譲ったりしていると、その行為が目的になってしまうことがあります。
そうなってしまっては意味がありません。
わたしは、買っては売ってを繰り返したいわけではありません。
「家に入れるものは必要なものとお気に入りのものだけにしたい」
「家族と心地よい暮らしをしたい」
そう思っています。
そのためには「捨てる」を優先して快適な空間作りを目的にしています。