テリトリーMの住人のネタバレ感想!




テリトリーMの住人は、南塔子先生の描く恋愛漫画です。

南塔子先生の漫画に登場する人物たちは男の子も女の子もかわいらしいです。

まるで、眺めているだけでも楽しめる美しい絵本のような漫画です。

テリトリーMの住人は、現在、別冊マーガレットにて連載中。

コミックス本は、3巻まで発売されています。

 

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テリトリーMの住人(漫画)あらすじ

両親の離婚で、母と一緒に銀鼠町(ぎんねずちょう)に引っ越してきた高校1年生の美少女・奥西 瑛茉(おくにし えま)。

大好きな父親と母親のケンカばかりを思春期に見てきた事もあり、瑛茉は大人びていて人に心を開かなくなってた。

しかし、同じマンション「ミルフィーユ」に住み同じ高校に通う郁磨、穂積、こまちゃん、瑛茉に一目惚れした一つ下の宏樹という個性的すぎるメンバーと出逢い瑛茉の心にも徐々に変化が現れる────・・・。

テリトリーMの住人(漫画)ネタバレ

目つきが悪いけど、面倒見が良い郁磨。

イケメンでモテるけど、きつい性格の穂積。

美少女だけど、女の子グループに群れない駒井ちゃん。

バカみたいに明るくて一途な宏樹。

そんな彼らとこの町で、瑛茉の新生活が始まります。

初めは友達はいらないと思っていた瑛茉ですが、郁磨やこまちゃんの優しさに次第に打ち解けてきます。

しかし、そんな瑛茉を面白く思わない穂積は瑛茉に冷たくあたりますが、瑛茉も負けずに対抗。

いつしか、嫌い合っていた二人ですが、本音が言い合える関係になり穂積は瑛茉の存在を渋々認めます。

別れた父親が大好きだった瑛茉は、郁磨の気遣いや優しさが父親と似ていて居心地がいいことから次第に郁磨に惹かれていきます。

しかし、郁磨は幼馴染の駒井ちゃんの事が好きでした。

更にその駒井ちゃんは穂積の事が好きで・・・。

瑛茉、郁磨、駒井ちゃん、宏樹の一方通行のそれぞれの片思いは、どんな展開を見せるのかまた穂積の本心とは────・・・。

 

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テリトリーMの住人(漫画)を読んだ感想

安定した絵の上手さを魅せてくれる南塔子先生です。

特に女の子の顔の描き方がわたしは好きで、主人公の瑛茉と友達の駒井ちゃんを見てるだけで癒やされます。

今回は、5人のメンバーが織りなす物語。

それぞれのキャラクターの個性が1巻からよく出ていて、誰を主役においてもいい程のキャラクター設定が確立されています。

私のお気に入りのキャラクターは、読み始めは、明るい宏樹でしたが、回を追うごとに郁磨の優しさや不器用さも愛おしく感じました。

また、駒井ちゃんのキャラクターも大好きで駒井ちゃんが主役のスピンオフを描いて欲しいと思うほどです。

特にお気に入りのシーンは夜の体育倉庫に閉じ込められてしまった瑛茉と穂積が、郁磨、駒井ちゃん、宏樹の3人に助け出されたところです。

2人の無事を確認した駒井ちゃんが母親のように瑛茉と穂積を抱きしめるシーンは胸がじんとします。

心配のあまり命である化粧を忘れてノーメイクで駆けつけるという駒井ちゃん。

彼女本来の情の深さがよく表現されているシーンです。

そして、駒井ちゃんにとっては、カミングアウトという一大事にもかかわらず、スッピンを見た瑛茉はいつもと変わらぬ態度でした。

それは、瑛茉という人物が駒井ちゃんの本質を見ているということを表しています。

このことをきっかけに、二人の間に本物の友情が芽生えます。

わたしは、この二人の仲を親密にしたきっかけのシーンが大好きで、何度も読み返しています。

どのキャラクターも愛着が湧くのですが、それは、きっとそれぞれの胸のうちをキャラクター本人の目線から描いているからでしょう。

少女マンガの多くは、主人公の目線で描かれています。

主人公以外の登場人物の気持ちをキャラクター本人の想いで描くことはあまりありません。

ですが、テリトリーMの住人は、5人それぞれの想いも本人の気持ちから語られます。

それをすべて目にしているわたしは「こんな気持ちでいたのを、隠していたのか。切ないな」などと、何とも言えない気持ちを抱えながら読んでいます。

おかげで、より感情移入出来るし、なんとかして、登場人物たちが幸せになってほしいと願ってしまいます。

ですが、そこは予測のつかない恋愛模様のようで、簡単には思い通りにいきません。

結末がどうなるか全く想像がつかないので、毎回ドキドキしながら読んでいます。

テリトリーMの住人は、ザ王道少女マンガですが、男性の方にも読んでもらいたいって思います。

そして、この複雑な乙女心を理解してもらいたいです(笑)

それぞれが片思いなのですが、決して重いテーマではなく、甘酸っぱい切なさが漫画全体に漂っています。

テンポよく物語も進むので読んでいて次々とページをめくる手が止まりません。

 

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