子育て

小さな春の訪れに、いつしか飛び立つ子ども達の姿かさなる

春はさまざまな植物が芽吹く季節ですね。

それは雑草たちも同じこと。

雑草の中でも たんぽぽの姿にいつか旅立つ子どもたちの姿が重なって見えました。

わたしは、小学生2人の子供を育てる40代の主婦です。

目まぐるしかった幼児期の子育ても 小学校に入るとひと段落。

とはいえ、子育ての問題は深くなったりしてますが・・・。

それでも、ふとした瞬間に子供たちの成長をうれしく思う今日この頃です。

雑草も小さな春の訪れ

最近は雨の日が多いですね。

どうやら近畿・東海地方は梅雨入りしたようです。

例年に比べて21日早い梅雨入りで、統計史上最も早い梅雨入りだそうです。

我が家には南側に小さな庭があります。

小さいとはいえ、住宅密集地+北側玄関の我が家にとっては、採光のための重要なスペース。

そんな猫のひたいほどの庭に、春先から雑草が勢いよく生え始め、小さな庭を占領していきました。

「草取りしなきゃいけないかな」

そう思ったのですが、雑草の中にもたんぽぽなどかわいらしい草花が垣間見えます。

季節感を感じられることが少なくなった昨今の都会で、ふと見かけた春の訪れでした。

「子供たちも小さな春を喜ぶだろうな。」

子供たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。

そしたら、その雑草を取り除く気持ちは瞬く間に消えていきました。

こうして、わたしは庭に生えてきた雑草をそのままにしておきました。

たんぽぽの綿毛が飛ぶ頃は日差しも強くなる

庭に生えてきた雑草、もとい草花を子供たちに見せると思った通り歓声をあげました。

「たんぽぽだ~」

小さな黄色い花に心躍らす子供たち。

そんな子供たちを見てわたしの心も春の日差しのようにぽかぽかです。

しばらくの間、わたしたちの目を楽しませてくれたたんぽぽも、次第に白い綿毛になっていきました。

黄色い花から白いふわふわの綿毛になるたんぽぽ。

その綿毛をふーっと吹いて遊んだのはわたしだけではないでしょう。

子供たちも幼いころから綿毛飛ばしが大好きです。

綿毛を見つけると吹き飛ばさずにはいられないのが子供かもしれませんね。

「たんぽぽが綿毛になったよ」

学校から帰って来た次女に教えると、パッと目が輝いて、庭に飛び出していきました。

そして、片っ端からたんぽぽの綿毛を飛ばし始めます。

ふーっと吹いては舞い上がる綿毛たち。

「お母さん見てみて!」

うれしそうに次女が笑っています。

「雪が降ってるみた~い!」

そう声を上げながら、綿毛の舞い散る中をくるくる走り回る次女。

そんな次女の姿を見ていると、こういうのを幸せっていうんだろうなあって感じずにいられません。

日々成長していく子供たち。

いつか、たんぽぽの綿毛のように飛んでいくのだろうな。

少しだけ強くなった日差しの中でふとそう思ったものです。

学校から帰宅した長女に次女が言いました。

「お姉ちゃんごめん。たんぽぽの綿毛みんな飛ばしちゃった」

小学校4年生の長女は、さほど気に留めることなく「いいよ~」と妹に言います。

長女には、もう綿毛飛ばしは重要ではないのですね。

少しずつ大人になってるんだな。

しみじみと感じた4?歳の春でした。