セブンティウイザン2巻ネタバレ感想!70歳の子育て

セブンティウイザンの2巻を読んだのでネタバレあらすじ感想レビューします。

作者はタイム涼介先生という方で、新潮社のBUNCHコミックスにて連載。

その衝撃的な設定からメディアでもとても話題となった漫画作品です。

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セブンティウイザン2巻のあらすじ

定年退職を迎えた江月朝一(65歳)と妻、夕子(70歳)は超高齢妊娠を経て、無事に女の子(命名・みらい)を出産した。

ほっとしたのも束の間で、超高齢子育てをすることとなる。

はじめてのことばかりに、まさかの事態続出で夫婦はてんてこ舞い。

果たして二人はどんな困難に立ち向かい、どんな幸せにめぐり合うのか────?

 

セブンティウイザン2巻のネタバレ

セブンティウイザン9話ネタバレ「陽だまりの時間」

無事に出産を終え、女の子が誕生した朝一と夕子。

朝一は早速市役所に出生届を提出に行った。

そこで、窓口の女性職員は、父母の年齢を見たときに、一旦退席する。

どうも産院に連絡し本当の父母かどうか確認しているようだった。

「なんのこれしき想定内だ」

そう心の中でつぶやき、職員の失礼な態度にも動じない朝一。

役所での手続きを終え、夕子とみらいのいる病院へ向かった。

かわいい我が子に喜び、夕子の体を案じる。

母乳が出ないと悩む夕子に

「完璧じゃないから不幸せ。そんなことはなかっただろ?俺たち」

そう優しい言葉をかける。

そして、何よりもミルクをあげられる幸福をしみじみと感じる朝一だった。

「この時間をくれてありがとう」

セブンティウイザン10話ネタバレ「30グラムの幸せ」

夕子とみらいの退院の日が近づき、懸命に部屋を掃除する朝一。

ベビードレスを用意し産院へ向かった。

ところが、そんな朝一に夕子は申し訳なさそうに伝えた。

「退院が延びるかもしれないの」

「体重がなかなか増えなくて まだ生まれた時よりだいぶ少ないの」

夕子は、出産にばかり気を取られていて、産後の赤ん坊の子育てのことをわからずにいた。

そこで、さっそく朝一に頼んで、育児書を買ってきてもらう。

愛しい娘のためにもいい母でありたい。

そんな思いが夕子から溢れていた。

セブンティウイザン11話ネタバレ「みらいがウチにやって来た」

いよいよみらいの退院が決まり、我が家に迎え入れることとなった。

はじめてのベビーベッド。

慣れないおむつ替え。

教科書通りのミルク作り。

難関の沐浴と、夫婦二人、二人三脚の育児が始まった。

そして、最大の難関と言われる新生児との夜。

これからはもう、見守ってくれる看護師たちはいない。

完全に二人だけの育児だ。

二人は寝静まったみらいのベッドの傍らからなかなか離れられないでいた。

「眠たくてもみらいの泣き声を聞くと血が騒ぐのよ」

そう言う夕子に朝一は思った。

(これが比喩ではない本当の母性本能なんだな・・・)

セブンティウイザン12話ネタバレ「15分間の息継ぎ」

帰宅した朝一は、足音を立てぬようにゆっくりと我が家の廊下を歩く。

もちろん、みらいを起こしたら大変だからだ。

夕子とみらいが眠る部屋にそっと入る朝一。

よく眠っている夕子の首筋に触れ思わず脈をとってしまう。

「生きてるわよ。自然な流れで脈をとらないで」

そう、夕子に怒られてしまう。

赤ん坊の寝かしつけは本当に大変で、やさしく抱っこし、子守歌やお話をきかせなければならない。

ようやく寝たかと思って、ベッドに置くと、途端に火が付いたように泣き出す始末だ。

日が経つにつれ、だんだんと夕子の顔色にも疲れが現れてきた。

そんなとき、朝市は、夕子に買い出しを頼むことにした。

セブンティウイザン13話ネタバレ「ママはいつでも」

みらいのへその緒が取れ、胎児の名残はもうなくなった頃。

少しずつではあるが、母として夕子が力強くなってきたように思える朝一。

そんな二人のもとに、保健師の新生児訪問が行われた。

一通りの質問に答え終わると、夕子が保健師にプライベートな質問をはじめた。

戸惑いながらも丁寧に答える保健師。

しだいに、2人の会話は深まっていき・・・。

夕子との会話を思い出し、ふっと実母に電話をする保健師。

懐かしい母の声に思わず保健師の目からは涙が溢れてきた。

セブンティウイザン14話ネタバレ「私は夕子」

みらいも生後二カ月となった。

疲れていても幸せを実感する夕子は、ふっと昔のことを思い出す。

厳しかった父。優しかった母。

一度だけしてくれた兄の内緒話。

「お前は自由に生きなさい。自分の目で大切なものを見つけなさい」

幼い夕子に兄の言葉は刻まれ、その後の夕子の人生を左右することとなる。

「あなたの人生はあなたのもの。」

「幸せも、苦労も、あなたの大事な宝物よ。誰にも奪う権利はないわ」

それが、夕子と母との最期の別れの言葉だった。

セブンティウイザン15話ネタバレ「幸せいろいろ」

みらいが生まれて三カ月半。

にこりと微笑みを見せてくるようになった。

「人生の苦労が全部報われるような笑顔ね」

みらいの笑顔に癒されつつも、来る3~4カ月検診への不安が募る夕子だった。

テストを受けるかのように、検診の予習を欠かさない夕子だが、ネットで心配な情報を見つけるたびに不安は増すばかりだった。

不安を抱えたままいよいよ検診当日となって・・・。

セブンティウイザン16話ネタバレ「オードリーがくれたもの2」

みらい生後4か月。

よく晴れた昼下がりに(初めて?)散歩に行った。

そこは、今は亡き愛犬のオードリーと歩いた道だった。

そこで3~4カ月検診の時に一緒だった家族と出会い、保活(保育園に入るための活動)の話を聞く。

夕子たちにはまだまだ他人事のような話だが、いずれは、この子も保育園や幼稚園に通うことになる。

いつかはみらいを他人に預けなければならない日が来るのだ。

現実を考えると心の片隅にはいつも不安があった。

だが一緒にいられる今のこの時間を1日1日大切にしたい。

夕子はそう思わずにいられなかった────・・・。

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セブンティウイザン2巻の感想

いよいよ子育てはじまった~って感じですね。

2人とも高齢だけど、今まで育児をしたことがあるわけではないので、みんな初めてのことばかり。

自分が出産したばかりの頃を思い出してしまう漫画です。

はじめて、自分たちだけで世話をする夜は、心配でまともに寝られないことなど、新生児期の子育てあるあるで、共感するところばかりです。

こんな風に夫婦二人でする子育てって素敵だなって思わずにいられなかったです。

一番大変な時に、旦那さんが優しくしてくれるのって本当にうれしいことですよね。

朝一の思いやりにジンとしてしまいました。

セブンティウイザンは、リアリティはあるのか微妙だけど、静かに日常を描いていくこの漫画の個性が読者の中にリアリティを作り出す感じです。

何よりも、作中に素敵な言葉がちりばめられていたのが本当によかったです。

そしてそれは、やっぱり、70年もの月日を過ごして来たうえで、新たに命を育くむ人の言葉なんです。

その言葉を読んでいると、思わず涙が溢れて仕方がありません。

セブンティウイザンは、心の底から優しい気持ちが溢れて、満たされていくような漫画です。

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