断捨離を少しづつしています。
今日は、断捨離を進めていったおかげで起こった心の変化をお話しします。
断捨離の先にあった自分の気持ち
わたしが、断捨離をし始めてから、ずいぶんと経ちます。
途中、何度も挫折したり、部屋が散らかったままだったりしながら、今に至ります。
で、最近、自分自身の持ち物(洋服など)については、かなりミニマムになったのではないかなと思っています。
普段愛用しているバッグは一つだけ。
手持ちの靴は3足+長靴だけ。
そんな少ない持ち物で暮らしています。
もちろん、困っていません。
けっこう気に入ってます。
そこで最近よく思うことがあります。
それは
「もっと、いいバッグが欲しい」
「もっと、いい靴が欲しい」
ということなんです。
今わたしが持っている靴やバッグは、楽天でそれほど吟味することなく購入したものです。
もちろん、衝動的に買ったのではなく、手頃な値段で、使い易そうなのを吟味して買ったつもりです。
買ったばかりの時は、本当に良かったと思って使っていたのですが、毎日使っていると、しっくりこなくなったんです。
少ないものだからこそ見えてくる大切なこと
はっきり言うと、その靴やバッグに不満が出てきたんです。
だからといって、その物を捨てては、生活に困るので捨てられません。
捨てて次を買うのも、もったいなくてできません。
でも、心の中で思っているんです。
次買うときは、今持っている物よりもっといいものが欲しいし、それを買おうと。
こんな風に思うのは、初めてです。
安物であったって、気にいっているならそれでいいと思っていたんです。
ですが・・・。
安物は安物です。値段相応ということです。
特に、靴やバッグは安物感がよく出ます。
毎日毎日、安物を履いたり、持っているのがイヤになって来たんですよね。
少ない持ち物だからこそ、毎日使うからこそ、質のいいものを使いたい。
自分のお気に入りを使いたいと、強く思うようになったんです。
それはとても意外なことでした。
自分はブランド等には縁のない人間だと思っていたので・・・。
ですが、最近、ブランド物のバッグなどを見て、上質な雰囲気に惹かれてしまいます。
きっと、今までは、そう思う自分の気持ちも押し殺していたんです。
「だって、そんな高いもの(自分には)買えない」
「自分が持つには分不相応だ」
「これくらいの値段の物で十分だ」
というように、自分に言い聞かせていたんです。
断捨離で負の心も捨て去ろう
「高いものを買ってはいけない」
そう、どこかで、罪悪にも似た気持ちを抱えていました。
それが、手持ちの物が少なくなり、厳選されていくうちに、抑圧されていた自分の本当の気持ちが見えてきました。
だから今、心から本音が言えます。
「いい靴が欲しい」「いいバッグが欲しい」
自分には、それを持つだけの価値があるんだって(笑)
今までは、それが言えず、できずにいたんです。
まるで何かの呪縛にかかっていたかのようでした。
物を減らしていくうちに、その呪縛からも解き放たれていったように思います。
人は時々、自分の価値を下げて評価してしまいます。
「自分には似合わないから」
「こんな高価なもの使えない」
「お客様用にするから」
そういいながら、押入れにしまい込み使っていないものありませんか?
断捨離していった中で、そういったものが捨てられずにいたなら、一度、思い切って自分で使ってみてください。
使うことに違和感がなければ、それは素敵な毎日への一歩です。
もし、違和感があれば、迷わず処分してください。
それは、あなたには、価値のないものだったんです。
値段云々ではありません。
あなたにとって、価値あるものかどうか、ただそれだけです。
自分にとって、本当に価値があるものとの暮らしは、毎日が楽しいです。その物を使っている自分がうれしくなるんです。
わたしは、わたしを幸せにしてくれる次の靴とバッグをただいま探し中です。