消えた子供~戸籍のない11歳少女餓死事件~ネタバレ感想!岡山で実在した悲劇事件を漫画化!

消えた子供~戸籍のない11歳少女餓死事件~のネタバレ感想です。

作者は、まるいぴよこ先生。

ワイドショーを騒がせた実在事件をアレンジしたストーリー。

戸籍のないまま11歳まで育ち、貧困から餓死してしまった少女の苦しみを描いた物語。

両親の暴行により、わずか2歳でごみ箱の中で窒息死した男児殺人事件。

あどけない娘の裸画像を売った母親の事件。

など戦慄の5作品!

 

2010年夏。

住民票がない所在不明の子供がいることが明らかになった。

借金で夜逃げする一家やDVから逃げる母子・・・。

様々な事情で住民票を移さず親と共に転居し居所も生存もわからなくなった「消えた子供」

これは、実際に岡山県の県営住宅で起きた身元不明の女児の悲劇の物語。

 

消えた子供~戸籍のない11歳少女餓死事件~目次

  • 消えた子供~戸籍のない11歳少女餓死事件~
  • 届かぬ叫び
  • 子供売ります
  • 夢の行方
  • 押入れの中~年金不正受給事件~

 

以下、ネタバレ含んだ内容になります

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消えた子供~戸籍のない11歳少女餓死事件~ネタバレ

親の都合で社会から消え、公的支援も受けられず亡くなる子供。

そんな悲劇は最近に始まったことでない・・・。

2002年9月末────

岡山県の県営住宅で身元不明の女児の遺体と衰弱しきった母親が発見された。

母親は大島広美(おおしまひろみ)50歳。

入院治療を受け発見から3週間後、保護責任者遺棄致死で逮捕された。

女児は明子(あきこ)11歳。

死因は餓死と判明。

住民票がなく学校にも通っていない子供だった。

 

広美は神奈川県出身。

39歳の時同棲していた男性との間に明子を産むが・・・。

その日、広美は彼氏から別れを言い渡された。

彼氏は言う。

「掃除も洗濯も料理もロクにしない・・・。おまえのだらしなさには耐えられない」

必死ですがるも、男は広美の元に戻ってくることはなかった。

広美は23歳の時デキ婚するが、離婚し子供を育てられず両親の養子にしていた。

「結婚しないで子どもを作るなんてだらしない。わがままで強情でだから結婚もうまくいかないのよ」

そう、広美は母から罵られていた。

母は昔から妹ばかりをかわいがっていると広美は思っていた。

母親に疎外されてきたという思いもあり絶縁状態だった。

月3万5千円の養育費が支払われていたが、働いていない広美は生活に困り生活保護を申請する。

しかし、親族に扶養可能か確認を取ると役所に言われ、申請を断念する。

だが、各種手当や助成金を合わせると月額8万程支給されることがわかる。

また、支援施設を利用できることもわかり、広美は明子と共に施設へ入所した。

ところが・・・。

 

「また、コンビニご飯なの?ちゃんと作らなきゃダメよ」

「集団生活のルールは守ってください」

「仕事もちゃんと探してないでしょ」

などと、広美にとってうるさいことばかりを言われ、出所手続きも取らず、逃げるように施設を出てしまった。

部屋もちらかしたまま、養育費の振り込まれる通帳も置いたままだった・・・。

その後、中部地方を転々とするも、しだいに手続きの面倒さを嫌い、養育費も母子手当などの手続きもせずあきらめてしまった。

役所に頼らなくてもなんとかなる。

広美はそう思っていた。

広美は風俗店の受付や雑用の仕事をすることとなった。

諒は店が借り上げたアパートの一室。明子を託児所に入れず、ひとり残して仕事へ行った。

食事はコンビニ弁当やスナック菓子。

ゴミのあふれる異臭のする部屋。

汚れた布団。

それが明子の世界のすべてだった。

母親からの言いつけを守り、明子は4歳の頃からほとんど部屋を出ずに暮らしてきた。

役所の手続きを怠ったため、広美は明子を小学校へも通わせなかった

住民票がないため、行政から通知が来ることもなく引きこもり状態の明子に、近所の者も気づかなった。

明子が10歳の時、広美は店の客とつき合いだし、明子をつれて、男と同棲をはじめた。

同棲先でも、明子は部屋に籠ったままだった。

1年後、男は解雇され、つてを頼って、岡山県へ行くことになった。

広美も明子も一緒についていき、男の知人の元で世話になっていたが、そのうち、男は蒸発した。

男がいなくなり、世話になっていたところも出なければならなくなった広美と明子。

もう頼るところも金もない。

途方に暮れた明子に声をかけたのが、県営住宅に住む老人・田中だった。

広美と明子は、田中の元で暮らすことになったのだが、その矢先、田中が倒れ、病院へと運ばれたのだった。

主のいなくなった部屋で明子は────・・・。

 

消えた子供~戸籍のない11歳少女餓死事件~の感想

実話を元にした漫画ということで、この漫画の主人公の母親に怒りを覚えます。

もりー
なんでこうなるまで何もしなかったのか!?そう思わずにいられません

ただただ役所への申請が面倒だった。

それだけです。

そして、実母や妹への変なプライドを守るため。

それだけのために、幼い子供の命が失われました。

なんという母親か、あきれるし、信じられません。

別に、誰かからひどい目にあわされているわけでもない。

莫大な借金があるわけでもない。

ほんのちょっとの手続きで、救えた命だし、人間らしい生活が送れたはずなのに・・・。

この広美というバカすぎる母親・・・。

母になる資格はありませんね。

自分のことしかまったく考えていない。

せめて、生活が困難なら・・・子供だけでも・・・。

けど・・・。

ちょっと、辛口ですが、個人的には、育てられないなら、産まない選択をするべきです。

もちろん、産めないなら、出来ないようにするべきですが・・・。

無責任すぎる母親の行動に腹が立つ漫画です。

また、行政の手厚さにも少々腹が立ちます。

もりー

手当や助成金で月額8万も支給されるんですか!?

まともに、働くのがバカみたいじゃないですか・・・。

生活保護にしたって・・・基準が甘すぎで・・・腹立たしい・・・。

本当今の世の中って、真面目に働いてる人間が一番バカを見そうで嫌になります。

と・・・まあ、行政にムカついても仕方ないんですけどね・・・。

 

漫画としては、おもしろいです。

自分の知らない世界を垣間見ることができます。

本当に自分の送っている生活というのはごく狭い範囲でしかなくって、世の中には様々な人がいることにあらためて気づかされます。

そして、中には支援が必要な人もいる。

わたしの感想のように簡単に腹が立つとかいうこともできますが、もっと深い部分で作品の趣旨を読み込むと、色々と考えさせられる漫画です。

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