先日、引っ越し当初から我が家に当たり前にあるものを片付けしました。
このものを片付けしたきっかけは、ふっとそのものを使用していないことに気付いたからです。
目次
気付いてないだけで本当は必要ないもの
この2~3年、当たり前にありすぎてそのものが必要ないことに全く気付いていませんでした。
もう、それが部屋の中の風景の一部になっていて、あって当たり前、そう思っていたんだと思います。
だけど、実は全く使用してないし、無くても全く困らないんです。
それは、何かというと、カーテンです。
え?カーテン?いるよね?
はい、レースのカーテンは我が家も必要かな?とかかっています。
ですが、厚手のカーテンは、必要だろうか?そう気づいたのです。
ここで厚手のカーテンの役目を考えてみます。
厚手のカーテンの役目

- 外が暗くなってきたときに、外からの視線を遮る。
- 外からの冷気や熱を遮り、室内の空気を逃しにくくする。(断熱効果)
- 室内装飾
これらのことが考えられます。
では、上記のことが必要ないと思うなら、カーテンは必要ないのではないかと思ったのです。
外が暗くなってきたときに、外からの視線を遮る。について
我が家には、窓にシャッターが取り付けられているため、日が暮れてくると早々にシャッターを閉めてしまいます。
よって、カーテンがなくても外からの視線は遮られます。
外からの冷気や熱を遮り、室内の空気を逃しにくくする。(断熱効果)について
これも古い家なら断熱性を高めるために、必要性を感じるかもしれませんが、最近の住宅であれば、カーテンを閉めても閉めなくてもそれほど断熱効果には変わりは感じません。
(細かい数値では差はあるかもしれませんが・・・。)
これは、シャッターを閉めることでも効果を上げているかと思います。
室内装飾について
これは、個人の価値観ですね。
で、我が家の価値観は無駄な装飾は必要ないと思っています。
無い方が室内がすっきりと広々として見えるので、よいと思っています。
片付けはまずそのものに気づくことから始まる
こうして、あって当たり前だったカーテンについて、よ~く考えてみると、必要ないのではと思ったのです。
引っ越した当初は、シャッターが付いていない窓があったため、カーテンは必要でした。
ですが、その後シャッターを取り付けたら、カーテンを閉めることがなくなったのです。
もともとシャッターが付いていた窓については、引っ越した当初に、数回閉めただけで、その後、いちいちカーテンを閉めることを面倒に感じ、閉めなくなったのです。
気付いたら、部屋の隅で埃をかぶっただけの布の集まりになりました。
ほとんど使用していなかったため、定期的に洗ってきれいにするという事もしていませんでした。
そのためか、日々の生活臭が染みつき嫌な気を発しているようになりました。
こうして、当たり前にあったカーテンを片付けすることにしたのです。
なぜ、今まで気づかずにいたのか?
それは、カーテン以外に優先すべき片付けするものがあったからでしょう。
それが、片付けが進むことで、部屋が片付き、今まで気づかなかったカーテンの存在に気付くようになったのです。
気付かなければ、何も変わりません。
片付けは、まず気づくことから始まります。
片付けのコツは当たり前にあるものを見直すこと
我が家の1階には、リビング・和室・ダイニングと3か所に窓があり、すべてにカーテンがかかっています
3か所ともすべて必要のないカーテンです。
和室のカーテンの片付け
まず、私は、和室のカーテンを片付けすることにしました。
ここのカーテンは外しても夫に一番見つかりにくいと思ったからです。
和室のカーテンは以前の家の時から使用していたもので安価なカーテンです。
というのも、和室の窓には本来障子がはまっていたのですが、子供たちに破られることを恐れた夫が外し、その障子のかわりに一時的にかかっていたのがこの安価なカーテンなのです。
こちらは、外したあと、しばらく保存しておいて、夫に外したことを指摘されなければ、そのまま片付けしようと思っていました。
幸い、夫は(子供たちも)カーテンのことに気付くこともなく、何も言われなかったので、先日ようやく片付けに成功しました。
カーテンが無くなったおかげで和室はスッキリしました。
ダイニングのカーテンの片付け
次にダイニングのカーテンを片付けすることにしました。
ダイニングのカーテンを外したら、さすがに夫も気づくかなと思ったのですが、まったく気づく素振りなしです。
いかに日頃、室内のことを気にしていないかがわかりますね。
ですが、必要ないとわかっていても、本気で片付けする勇気がありませんでした。
なぜなら、引っ越しと同時にオーダーで購入したもので、わたしには高価なカーテンだったからです。
いえ、わたし自身は片付けしたいのです。
ですが、和室のカーテンのように、夫に内緒で処分することはできません。
もし、いつか、夫がカーテンのことを言い出したら・・・「捨てた」とは言えないからです。
じゃあ、夫に許可を取って、相談して処分したらいいんじゃない?と思われるかもしれませんが・・・捨てることを良しとしない夫には当然反対されるに決まっているので、相談さえできないのです。
「捨てていい?」なんて聞いたら「もったいない!」って、夫の表情が変わりますから(苦笑
どんなに高価なものだって、必要なければ捨てるしかないのにな。
と私は思うんですけどね。
なんで取って置きたがるんでしょうね???
というわけで、ダイニングのカーテンに至っては、仕方がないので外した後、きれいにお洗濯して、収納ケースに保管しておきました。
いつか完全に片付けしたいものです。
リビングのカーテンの片付け
そして、リビングのカーテンです。
夫に何か言われそうなので、けっきょく外すのをあきらめました。
さすがにここのカーテンを外したら、夫でさえ気づくと思うんですよね。
いや、気づかない???
そしたらさ、また、「お前はすぐなんでも捨てようとする」とかって言われそうなんだもの。
無駄な夫婦の揉め事は避けたいので、ひとまず、リビングのカーテンは飾りという事にしておきました。
ああ!でもいつか外したい!
外すくらいならいいかな?
うん。こっそり外しておして・・・気づかれたら、洗濯中とかって言って・・・こっそり収納ケースに保管しておこうかな???
追記⇒しばらく後、やっぱりリビングのカーテンも外して片付けしました。
だからといって、ダイニング同様、捨てることはできず保管してあります。
一度、夫に「カーテンどうしたの?」
と聞かれました。
はずしたことを伝えると、少々不満の声がもれました。
しかし、そこでわたしはガツンと反撃。
「誰が洗濯するの?あなたがやってくれるならかけるけど?」
このわたしのひとことで、夫は黙るしかありませんでした。
カーテンを片付けしたおかげで、リビングダイニングが、少しだけスッキリして広く感じます。
片付けがうまくいかないときもあって良し
自分が片付けしたくても、家族が反対するなど、思うように片付けが進まないことがたくさんあります。
だからって、家族を悪者にしてはいけません。
それをしてしまうと、家族に不満を感じるようになり、家族間が悪くなってしまいます。
みんなそれぞれの価値観で生きているのです。
個々の価値観を大事にして、時には譲り合ったり、すり合わせたりしながら一緒に暮らしてくのが家族です。
とはいっても、片付けない夫や子供にイライラしてばかりの毎日です(苦笑