フライパンの断捨離をしてゆるミニマリスト主婦が気づいたことです。
「人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵(著)」と『新・片づけ術「断捨離」/やましたひでこ(著)』を改めて読み、洋服、本、書類と片付けてきました。
とはいっても、今までにも片付け・断捨離をしていたので、片付けはそれほど大変ではありません。
ただ本当に必要かどうか厳しく見直している最中です。
そして、次は、小物類の断捨離に入りました。
まず、CDの断捨離です。
こちらは自分個人のものは一切ないので夫のCDを片付け・断捨離することにしました。
そして、断捨離しながら様々なことに気付かされたのです。
夫のCD・DVDを断捨離しようとしたときの話はこちら( ↓ )

自分のものは断捨離するものがあまりない
何度目かの断捨離をしはじめて気づいたのが、自分個人のものがほとんどないということです。
断捨離したいものは、ほとんどが家庭用品なのです。
わたしだけが管理しているわけではなく家族のみんなで使うものです。
私個人の小物類は、
- CD・DVD類
- スキンケア用品
- メイク用品
- アクセサリー類
- 貴重品類
- 機械類
- 生活用具(文房具等)
は、すべて断捨離を終えていました。
改めて見直してみても断捨離するものはありません。
残るは、キッチン用品など家族で使うものたちです。
わたしは、さっそくキッチンの引き出しを開けました。
断捨離できそうなものはないかと厳しく眺めると・・・。
キッチン用品(フライパン)の断捨離をしようとしたら?
キッチンコンロの下の引き出しには、テフロン加工のフライパンがありました。
それは、最近テフロンが剥がれてきたのか焦げ付くようになったフライパンです。
それでも、使いやすいフライパンだったので捨てられず、キッチンの引き出しに置いてありました。
「新しいフライパンを買ったら捨てよう」
最初はそう思ったのです。
しかし、我が家にはあと4つのフライパンがありました。
我が家のフライパン
- 鉄製フライパン28cm
- テフロン加工22㎝フライパン
- 玉子焼き用フライパン
- 中華鍋26cm
中華鍋も我が家にとったらフライパンなので、フライパンのくくりに入れます。
で、今回テフロンが剥がれてきた26cmのフライパン。
テフロンが剥がれてきたフライパンの替わりに新しいフライパンを買おうとしていたのですが、このラインナップを見て、本当に必要か迷いました。
「鉄製のフライパンがあるからテフロン加工のフライパンは無くてもいいのではないか?」
そう思いました。
確かに、テフロン加工のフライパンは使いやすいです。
鉄のフライパンに比べて、使用する油も少なくていいから身体にもいいかもしれません。
「無理に新しいフライパンを買わなくてもいいのではないかな?」
「ちょっと小さいけどテフロン加工のフライパンあるしな」
そう思ったため、新しいテフロン加工のフライパンの購入はひとまずやめました。
そして、今まで使っていたテフロン加工のフライパンの替わりに、鉄製のフライパンを日常使いすることにしたのです。
断捨離することで今あるフライパンを見つめなおす
鉄製のフライパンを日常使いし始めて、数日が経ちました。
やはり火の通りがよく、気をつけないと食べ物が焦げてしまいます。
しかし、コツを覚えたら、とても使いやすいフライパンです。
以前にも鉄製のフライパンを使っていてコツがわかるからかもしれません。
そうしたら、テフロン加工の剥げたフライパンはもう必要なくなりました。
そこで、ようやく断捨離しようという気になったのです。
鉄製のフライパンはいわば2軍の位置づけでした。
月に2~3回使うか使わないかといったものでした。
どちらかと言えば、断捨離すべきは鉄製のフライパンだったかもしれません。
だけど、今回使用不可となったテフロン加工のフライパンの代わりとして、鉄製のフライパンを使ってみたら?
思いのほか使いやすいことを実感しました。
もし、代わりとして使わずに新しいフライパンを買っていたら?
たぶん鉄製のフライパンが使われるのは、やはり月に2~3回のままでしょう。
正直、使わない割には場所を取るなと・・・と邪魔に思ったこともあったくらいでした。
しかし、それは食わず嫌いと同じで、実際に使ってみたら、思いのほかよかったのです。
キッチンのコンロ下の引き出しで眠ってばかりいたフライパン。
それが、毎日起こされて活用されるようになりました。
鉄製のフライパンは毎日使ってこそより使いやすくなるものです。
テフロン加工のフライパンと違って使うたびに劣化していくものではありません。
鉄製のフライパンは、半永久的に使えるのです。
そう思ったら、なんだか妙に愛着が出てきました。
そして大事に使いたいなと思ったのです。
やはり物は使ってこそ生きるのです。
使ってこそ価値があるのがものなんです。
しまい込んでおいては意味がないのです。
そのことをとても実感した出来事でした。
断捨離するともっと断捨離したくなる
今回テフロン加工のフライパンがダメになり断捨離したことで、もう一つの22cmのフライパンも必要ないと感じるようになりました。
ただ、即断捨離するのは夫の反対に合うので、今はしません。
使ってダメになりかけたときに処分するつもりです。
そしてその時に替わりのフライパンを買うことはしません。
完全にさようならです。
その分鉄製のフライパンに活躍してもらいます。
何か一つを断捨離すると他にも必要ないものが見えてくることがあります。
今回フライパンを処分することになって、その分キッチンの引き出しの中にスペースができました。
すると、どうでしょう?
鍋やフライパンを立てかけて収納していたキッチン用品が必要なくなったのです。
これによって出し入れしづらかった鍋が簡単に取り出せるようになりました。
最小限のもので最大の価値を生む。
断捨離をするとこんな風に感じることがしばしばあります。
その時のわたしの気持ちはとてもすがすがしいものです。
断捨離しただけでこんな気持ちが手に入るなら、断捨離ってすばらしいものですね。
少ないものとお気に入りのものだけがあるそんな空間に憧れます。