断捨離して洋服の数を減らす初めの一歩




クローゼットを整理したい。

引き出しの中から溢れた洋服を片付けたい。

そう思ったことはありませんか?

私は、今までに何度も何度もそう思って、何度も何度も洋服を引っ張り出しては、「いる」「いらない」と繰り返してきました。

いまでこそ、ある程度の数に抑えられている洋服ですが、昔は、入りきらなくなった引き出しにさらに洋服を押し込んで無理矢理引き出しを閉めていたこともあります。

気づくとハンガーが足りなくなって、間に合わせのカラフルな針金ハンガーに引っかけてクローゼットにしまいます。

ところが、しばらくするとずり落ちてクローゼットの床に転がっている服がいくつもあります。

たくさん服がある割に、着ていく服がないと、衣類を引っ張り出しては、とっかえひっかえ衣装替えをし、遅刻ぎりぎりまでコーディネートしまくるのです。

そうして、引っ張り出した洋服はハンガーにかけられることなく、ベッドの上に放り出されたままの状態になります。

これが、昔の私です。

親元から離れて暮らすようになり、部屋を整えるようになって、ようやくこの惨劇に嫌気がさしてきました。

なんとかして、洋服を片付けたい。

当時は、断捨離という言葉はまだありませんでした。

物を片付けると言えば、収納することがメインでした。

私は、収納雑誌や本の見よう見まねで片付けるのですが、きれいな状態は最初だけ。

日常が訪れればあっという間にぐちゃぐちゃに元通りです。

こういった状態を何度か繰り返し、かなりうんざりしていたところに、今までの片付け方とは全く違う新しい考えが入ってきました。

それが「捨てる技術」です。

片づけるために必要なことは、まず、必要のないものを捨てること。

このことに衝撃を受けました。

当時の私には、まったくなかった考えでしたから。

「捨てる」という行為は、罪悪そのものでしかなく、捨てるなんてもってのほかでした。

それでも、読み進めているうちに、捨てるという事がなんだかとても素敵なことのように思えてきたのです。

暮らしや心を豊かにするためには、捨てるという苦行を乗り越える必要があるのだと気づかされました。

衝撃を受けた本「捨てる技術」はずいぶんと昔に出版されました。

わたしが出会ったのもちょうどその頃です。

断捨離やときめく片付けよりもずっと昔の本ですね。

捨てるから始める洋服の片づけ方

捨てるという画期的な方法を見つけた私は、クローゼットの中から洋服を全部出すことにしました。

そうして、積み上げられた洋服を一枚一枚、手に取って捨てるかどうかを判断することにしました。

一番簡単な片付け方は、そのものを「いる」か「いらない」か「迷う」かの三択に分けることです。

「いる」か「いらない」かの二択では、どうしても苦しくなります。

迷ったら捨ててよい、という考えもありますが、まだ、捨てることに慣れていない場合は迷ったら捨てずに取って置いたほうが片付けやすいです。

自分の心に無理をして「いる」理由を探したり、「いらない」理由を探す必要はないのです。

「迷う」「わからない」というものは、そのままでいいんです。

「いる」「いらない」「迷う」の判断は、自分がそう思ったというだけでいいです。

一般的に言われる捨てる基準とかはこの際どうでもいいんです。

理由なんかどうでもいい、自分のこころに正直に従うだけでいいんです。

ですから、穴だらけの服でも、薄汚れた服でも、自分が「取って置きたい」と思ったら取って置いていいんです。

反対に、新品同様の素敵な服でも、自分が「いらない」と思えば、捨てていいんです。

こうして、自分基準の「いる」「いらない」「迷う」を3つの山に分けていきます。

分け終わったら、3つの山をひとつずつ片付けていきます。

 

「いる」洋服の片付け方

「いる」と思った洋服の中でも、今、現在着ているもの、シーズンものから片付けていきます。

1枚ずつ、丁寧にハンガーにかけて、クローゼットにしまっていきます。

どうですか?

クローゼットに、まだ余裕はありますか?

あるならば、次のシーズンものなどを片付けていきます。

最後に、今のシーズンとは真逆の洋服を片付けていきます。

途中でクローゼットがいっぱいになったら、オフシーズン用の収納ケースにまとめて片付けます。

今が、真冬であるなら、最初に冬服をクローゼットに片づけます。

次に、春物の洋服を片付け、最後に、真夏しか着ないような洋服を片付けます。

これで、「いる」洋服の山が片づきました。

 

「いらない」洋服の片付け方

「いらない」洋服の片付け方は、処分する洋服がわからないように新聞紙などで包んでからゴミ袋に入れましょう。

なぜなら、そのものが見えてしまうと、後から急に捨てるのが惜しくなることがあるからです。

ゴミ袋自体も目に入らないところに置いておき、収集日に即出してしまいましょう。

翌日が収集日というのを狙って片づけをするのもおすすめです。

 

「迷う」洋服の片付け方

手間でないなら、「迷う」洋服を簡単にオンシーズンとオフシーズンに分けるといいです。

それをゴミ袋にまとめて入れます。

袋の表にその日の日付を記入します。

オンシーズンの袋は、目につくところに置いておきます。

オフシーズンの袋は、押入れやクローゼットの奥にでも置いておいてください。

オンシーズンの袋の中の洋服を、1か月経っても着ていないなら、そのまま捨ててしまっても構いません。

その洋服は、今のあなたには「いらない」ものなんです。

それでも、簡単に捨てることが出来ない場合は、そのまま期間を延長します。

2か月後、3か月後と同じようにしてください。

反対に、オンシーズンの袋に入れて置いた洋服を出して着たくなった時は、着てください。

そして、着用後は、クローゼットに片づけてください。

シーズンが変わるときには、袋の中身を全部出して見直します。

そしてその中で「いる」「いらない」「迷う」を決めます。

「いらない」洋服は、別のごみ袋に入れて、収集日に出します。

「いる」「迷う」洋服については、そのままそのごみ袋に戻します。

そして、クローゼットにしまい込んでいたオフシーズンの袋と置き場所を交代します。

地味ですし、時間と手間のかかるやり方ですが、これが、リバウンドも少なくすむ方法です。

一気に片付けて、すっきりして、片付く方もいますが、その場のノリで勢いに任せて片付けても、大抵元に戻ってしまいます。

そうして、洋服の数がある程度(100着程)に絞られてきたら、次の段階の片づけ方に移行していきます。