断捨離

カーペットクリーナーコロコロ ケースがいらないから断捨離してみたら自分の心と向き合えた

カーペットクリーナー(いわゆるコロコロ)のケースがいらないから断捨離してみたら自分の心と向き合えたです。

わが家では、カーペットクリーナーコロコロは、すぐに髪の毛やほこりがたまる洗面所とキッチンの掃除に使っています。

このコロコロ。

購入した当初から、コロコロを収納するためのケースが付いていました。

この収納ケースってすごく使いづらくありませんか?

※この記事は2016年12月に書いたものを加筆修正したものです。

カーペットクリーナーコロコロのケースがいらないのは使いづらいから

カーペットクリーナーコロコロのケースがいらないのは使いづらいからです。

わが家のカーペットクリーナーはニトリで購入したもの(↓)

 

このケース、ものすごく開閉が面倒なんです。

なぜなら

  1. はじめに、グッと力を入れて、閉じているケースの蓋をカパッと開ける。
  2. 本体の棒先がケースの脇に挟まっているので、それを、グッと力を入れて取る。
  3. ケースをその辺に置いて、コロコロ掃除を始める。

 

ケースを開けるとこんな感じ(↓)


掃除した後は

  1. 汚れたコロコロのペーパーを剥がす。
  2. ケースの中央にコロコロのテープ部分を収める(ケースの中にくっついたりすることがある)
  3. 本体の棒先をケースの脇にグッと挟む。
  4. ケースを閉じて、うまい具合にケースの両端が挟み込むように、ケースを閉じる。

 

わたしには、この一連の作業が、とてつもなく面倒でなりません。

コロコロですから、ササッと簡単に掃除することが目的です。

それなのに、掃除するよりも、ケースから出したりしまったりする方が時間がかかってしまうのです。

そのため、ケースは早々に外して使っていました。

コロコロを使い終わったら、柄にフックが付いているので、冷蔵庫の脇にサッとかけるだけ。

使うときは、フックからはずすだけ。

この方法でやってきているので、どう考えてもコロコロのケースは必要ありません。

それなのに、私はすぐにケースを処分することができませんでした。

カーペットクリーナコロコロのケースをいらないのに断捨離できなかった理由

カーペットクリーナコロコロのケースをいらないのに断捨離できなかった理由。

それは、新品でまっさらな白色のケースだったからです。

これが、ピンクやブルーだったら、早々に捨てていました。

けれども、インテリアを邪魔しないホワイトカラーのコロコロケースは、わたしにはとても貴重なものに思えたのです。

「配置換えをしたら、また使うかもしれない」

そう思っていたんです。

今は、冷蔵庫の脇にフックでひっかけてあるだけですが、コロコロの収納場所をまた変えるかもしれない。

もしかしたら、1階ではなく2階で使うかもしれない。

そうなった時、きれいなホワイトカラーのケースが必要になるかもしれない。

そう思っていたのです。

だから、いらないはずのコロコロのケースを断捨離することができずにいました。

いらないものなのに断捨離できない理由

いらないものなのに断捨離できないのには理由がありました。

それは、過去にコロコロのケースを処分して後悔したことがあったからです。

処分したときは、ケースなんて使い勝手が悪いし、いらないと思っていました。

ですが、置いているときの見栄えが悪いから、やっぱりケースに入れたいと思い、100均で、ブラウンのケース(カーペットクリーナースタンド)を購入したのです。

ブラウンカラーはお気に入りの色だし、それは、ケースにポンッと入れるだけで出し入れも簡単そうでした。

しかし、使い始めてみると予想外のことが起こりました。

カーペットクリーナースタンドのはずなのに、テープをケースに入れても、コロコロ本体が自立しなかったのです。

スタンドに立たせようとしてもコロコロの柄がパタンと倒れてしまうのです。

私は自立している状態を想像して購入したため、これには困ってしまいました。

そのうち、使えない収納ケースにイラつくようになり、ついには、怒りをぶつけるようにゴミ袋へ放り込みました。

なんとも心地の悪い断捨離だったのを覚えています。

そのせいで、使いもしないカーペットクリーナーコロコロのケースを断捨離できずに数か月間保管していました。

過去の失敗に向き合い感情と断捨離する

付属していたカーペットクリーナーコロコロのケースを捨てたこと自体は失敗も後悔もしていません。

使い勝手が悪かったので、断捨離して正解でした。

しかし、その後に100均のケースを購入したことが失敗でした。

おかげで、捨てたことまで失敗のように脳内で変換されていました。

付属のケースも、100均で買ったケースも、捨てたことは間違っていません。

使い勝手があまりに悪く使っていなかったのですから、捨てても何の問題もありません。

後悔する必要ももちろんありません。

失敗したのは安易に100均のケースを買ったことです。

安易に安いもので済まそうと考えると、大抵失敗します。

購入に失敗したダメな自分を見せつけられる行為は、辛いものですから、捨てないことで、そのことから目を背けてしまいます。

そうすると、いつまでたっても、捨てられず、使ってももらえない、片付けてももらえないものたちの、物言わぬ声に、部屋が汚染されていきます。

その濁った空気がじわじわと日々のストレスになっていきます。

物の地縛霊のような感じです。

当然、そのような部屋は、居心地の良いものではありません。

なんとなく、部屋の中が嫌な感じがする時は、どこかに、物の地縛霊がひそんでいるかもしれません。

  • 自分が捨てようと思ったことに間違いはない。安心して捨ててOK
  • 捨てたものを埋めるように、類似品を安易に購入すべきではない
  • 購入は焦らずよく検討すること
  • ものによっては、新しいものを購入してから捨てるというのもあり
  • 失敗は付き物。失敗を怖がって捨てずにいるより、捨ててから失敗を怖がればいい

わたし自身、片付けでたくさん失敗してます。

もう、同じことを繰り返すのはやめようと、何度も誓ったことがあります。

一進半退しながらの毎日です。

それでも、片付ける=(片をつける)ということは、人生においてとても意味のあることだと思っています。

カーペットクリーナーコロコロ ケースがいらないから断捨離してみたら自分の心と向き合えたのまとめ

カーペットクリーナーコロコロ ケースがいらないから断捨離してみたら自分の心と向き合えたのまとめです。

たったコロコロケースひとつ手放すにしても、ものすごく 自分の心と向き合っていました。

その結果、

やっぱり いらないと思ったものは捨てても大丈夫だと改めて思えました。

そして、何かを購入するときはこれまで以上に慎重になりました。

おかげで、コロコロケースは潔く断捨離できました。

だって、今の暮らしには必要ありませんから。

もし、必要になったら、そのときに、吟味して手に入れればいいのですから。

大事なのは今必要かどうかです

来るかどうかもわからない「かもしれない」未来に不安を感じて今を存分に生きられないのはイヤですよね。

わたしは今を大切に生きていきたいと思っています。