浴室のボディタオルを断捨離しました。
物心ついた時から ずっとそばにあった浴室用ボディタオル。
浴室に入った時に、身体を洗うには必ず必要で、だから浴室にボディタオルがあるのは当たり前だと思っていました。
なくてはならないもの。
そういう位置づけでした。
けれども、どう好意的に見ても美しいとは言えないその姿。
使用した後、水分を含んでだらんと情けなくタオル掛けから垂れ下がっている姿は、みすぼらしくて仕方がありませんでした。
浴室のボディタオルを断捨離したい理由
断捨離したい浴室のボディタオル。
必要だと感じているのに手放したい。
そこまでして断捨離したい理由ってなんでしょう?
ボディタオルを断捨離したい理由
ボディタオルのカラーが気に入らない
いまでこそ、白いボディタオルも珍しくありません。
しかし、一昔前は、ブルーやグリーンといった、theボディタオルという感じのカラーしかありませんでした。
そして、我が家にあるのも、グリーンのナイロンのボディタオル。
他の浴室用品が白いだけに悪目立ちしているのが嫌でした。
ボディタオルのヨレヨレ感
使用したあとのボディタオル。
水気を絞って、浴室のタオルバーにかけるが、その見た目が美しくない。
そのヨレヨレ感は、たとえ新品のタオルでも古びた感じがしてしまいます。
そんな風に、私には、ボディタオルの存在が嫌でたまらなかったのです。
なくてはならない、必要なものだから、仕方なく置いてあるけれど、なくてもいいのなら、すぐさま処分したいものナンバーワンでした。
そんなとき夫が長期で家を空けることになりました。
夫はグリーンのボディタオルを持っていきました。
そして浴室から目障りなボディタオルがひとつ消えたのです。
白いボディタオルで心地よさを得たけれど?
綿100%の白い色のボディタオルを見つけた時は、うれしくて飛び上がったほどです。
これで、少しはマシになると心から白いボディタオルを作ってくれた人に感謝しました。
それから、数年の間は、その白いボディタオルを愛用していました。
こんな感じの綿100%のボディタオルを愛用していました。
肌触りも優しくそれなりに気に入ってもいたのです。
ところが、一つだけ問題がありました。
それは、そのボディタオルは、ものすごく洗うのが面倒なタオルだったのです。
私は、浴室で使ったボディタオルは、そのまま浴室で洗って浴室のタオル掛けにかけていました。
目が荒く乾くのが早いナイロンタイプのボディタオルは比較的簡単に洗えます。
ササッと2~3回すすげば、もう泡は落ちています。
ところが、その綿100%のボディタオルは中々泡が切れないのです。
何度も洗面器にお湯を変えてはすすぎを繰り返し、泡がなくなったように見えても、すっきりとした洗い上がりを感じずにいました。
そして、タオル掛けにかけた時のフニャフニャした感じは、見た目にも美しくありませんでした。
半ばあきらめつつも、いつも、洗い上がりの悪さと姿に嫌気がさしていました。
ボディタオルを洗濯機で洗ったらめちゃ楽になった
そんなある日のことです。
ふと、使い終わったボディタオルは、そのまま洗濯機に放り込めばいいのではないか?そう思ったのです。
チマチマと手洗いしなくても、洗濯機であらえばいいのです。
私はそのことに気付くまでに、何年かかったことか・・・。
そうして、私は、ボディタオルを使ったら、そのまま洗濯機に放り込み、他の洗濯物と同様に洗うことにしました。
浴室に入るときに、干して乾いたボディタオルを浴室に持ち込むようにしました。
そうしたら、浴室内にはボディタオルの存在がなくなりました。
使ったらすぐ洗濯機の中ですから。
おかげで、バスルームはかなりスッキリしました。
もし、あなたも、以前の私のように、バスルームに手洗いしたボディタオルをかけていたら試してみてください。
洗濯機で洗ったほうがボディタオル自体もきれいになります。
しっかり乾かすことで菌の繁殖もなくなります。
バスルームは、すっきりと片付き、心地よいバスタイムを送ることが出来ます。
ボディタオルっていらない?断捨離を決意
その後、私は、ボディタオル自体を、断捨離しました。
きっかけは、洗いあがったボディタオルを他のタオルと離して収納していた時です。
ふと、普通のフェイスタオルを見て思いました。
これで体を洗えばいいんじゃないのかな?
別に専用のボディタオルを用意しなくていいんじゃないのかな?
そう思ったのです。
そうして、使い古したボディタオルはあっさりと片付けされました。
さらに、最近はタオルを使わずに手洗いするようになりました。
タオル自体を洗う手間もなくなったし、肌には素手で洗った方がいいので素手洗いが定着しました。
おかげで浴室からタオルを完全に断捨離することに成功したのです。
ボディタオルの断捨離に失敗した理由
一度は、ボディタオルのに断捨離に成功したわたし。
それには、大きな理由がありました。
夫の不在です(笑)
グリーンのナイロン製のボディタオルを愛用していた夫が長期で不在でした。
そのため、浴室からボディタオルを無くすことができたのです。
ところが・・・。
夫が帰って来たら・・・?
「・・・・!!」
浴室には、しっかりとナイロングリーンのボディタオルが居座っていました。
当り前ですよね。
わたし一人で暮らしているわけではないので、家族中がボディタオルをいらないわけではないんですよね。
今は、わたしに習って、素手で身体洗いをしている子供たちも、そのうち自分で気に入ったボディタオルやボディブラシを買ってくるかもしれません。
わたしひとりなら、簡単に断捨離することができるものも、家族がいたらそうそううまくいくことばかりではありません。
物の要・不要の価値観は人それぞれです。
また、美的感覚も人それぞれです。
わたしには、不要で美観を損ねるボディタオルも、夫には必要で美観には何の問題もないものなのです。
夫が不在の間にいろいろと断捨離しましたが、浴室のボディタオルに関しては断捨離失敗です。
我が家の浴室がすっきりするのはいつのことでしょう。
ところが、そんな我が家の浴室も、夫にはすっきり片づいているように映っているようです。
ほんと価値観はいろいろだと感じました。
