子供の滑舌が悪いのが気になっていました。
原因は、舌が正常に動いていないためだと通っている矯正歯科の医師から聞いていました。
歯科矯正を続けていくうちに、正常な舌の位置に収まるようになることで、滑舌の悪さも改善されていくだろうと最初は思っていました。
ですが、思ったよりも子供の舌の癖は抜けず、滑舌も悪いままここまで来てしまいました。
来年は小学校に入学する長女を心配した私は、もうこうなったら訓練でもして強制的に滑舌の悪さを治すしかないと思い、行動することにしました。
はたして、子供の滑舌の悪さは改善するのだろうか?
子供の滑舌の悪さを気になっているのは母親のわたしだけ
子供の滑舌が悪い・・・。
そのことを気になって心配しているのはどうもわたしだけのようでした。
夫に相談してみても、「そうかあ?」という返事だけで、そんなこと気になったことがないようでした。
矯正歯科の医師に聞いてみても、それほど気になるほどではないと言われたし、通っている幼稚園で今まで言葉を指摘されたことは一度もありませんでした。
でも、母親のわたしだからこそ、わかるのです。
実際、舌の使い方が良くないことは矯正歯科医に言われてわかっているので、それが原因で発する言葉がきれいに聞こえないのは母親のわたしにはすごく気になるんです。
確かに普通に話している時には、滑舌が悪いことはわかりにくいです。
ですが、音読をしているとすごくわかるんです。
本を読む娘の発音がすごく気になってしまっていました。
まだ幼稚園児なので、そんなにきれいに話す子も周りでは少ないです。
だけど、この先を考えると、娘の滑舌が年齢と共に改善するとは思えませんでした。
それよりも、歳を重ねるごとに、その癖は強固となり、年齢がいってから治す方が大変だと思ったんです。
それに、小学校に上がってから、周りの子供がきれいに発音しているのに、我が子だけ舌足らずな話し方をしていては、恥ずかしい思いをするのではと心配だったんです。
だから、周りが「大丈夫じゃない?」って言っても、専門家の意見を聞くまでは納得できない。
でも、専門家と言ってもどこに相談したらいいのかわかりませんでした。
そこで、わたしは市の子育て相談に電話することにしたのです。
子供の滑舌が悪いのが気になる
「子供の滑舌が悪いのが気になるので、可能なら訓練して治したい。そういった言葉の訓練をしてくれるところはありますか?」
そう私は市の子育て相談に電話しました。
すると、家から近い場所で3か所、言語訓練を行っているところがあることを教えてもらい、まずは、そちらに電話するように言われました。
教えてもらったところをネットで検索してみると。
ひとつは、市の療育センター。
あとのふたつは民間なのでしょうか、なかなか高額な訓練費用が掛かるところでした。
できることなら、金銭的な負担は最小限で済ませたいと思い、まずは市の療育センターに電話してみました。
こちらなら、市の施設だし、無料に近い形で訓練できそうだったので・・・。
療育センターに子供の滑舌の悪さを相談してみると?
電話では、子供が現在どのような状態なのか、滑舌のことや簡単な生育歴、通っている幼稚園のことなど、けっこう詳しく聞かれました。
思ったよりも色々詳しく聞かれたので、ちょっと驚いたくらいです。
療育センターの方が言うには、まずは診察をしてみないことにはわからない。ということでした。
ただし、その診察の予約が取れる時期が、年内にはもう空きがないとのこと。
電話をしたのは、10月。
はじめての診察がとれるのが、年明けの1月か2月ということでした。
まさか、そんなに予約でいっぱいだとは思わず、こうなったら、お高い料金のところに電話するしかないと覚悟を決めました。
ところが・・・。
療育センターの予約を優先してもらえた
療育センターの方が、来年、小学校にあがることを考えると、早めに診察を受けた方がいいから、なんとか調整して予約が取れないか確認してみるとおっしゃってくださいました。
これには、本当に感謝です。
そうして、療育センターの方の配慮があり、11月にはじめての検診の予約を入れてもらえました。
「言葉以外に気になることはありませんか?」
そう、療育センターの方に聞かれた時に、わたしはずっと気になっていたことを話しました。
長女は小さい頃、すごく育てにくかったこと。
ずっと心のどこかで何か発達に問題があるのでは?と心配が消えなかったこと。
なので、この機会に発達の状態も検査できたらしてほしいと療育センターの方に伝えました。
すると、療育センターの初めての検診では全体の発達の状態も検査することになっていると聞き、言葉だけでなく、発達全体もみてもらえることになり、電話してよかったと本当に思いました。
そうして、いよいよ初めての診察の日を迎えることになったのです。