幼稚園くらいの小さな子供は、絵を描くことが大好きです。
自由に誰にも何も言われずに好きに描けるのは、子供にはとても楽しいことですね。
ただ、その後の使った文房具の片付けに困っていませんか?
我が家の子供たちも、お絵かき大好きで、毎日のように、朝からダイニングテーブルでお絵かきが始まります。
幼稚園に行く時間ギリギリまで描いているので、子供たちが幼稚園に行ってしまった後に残るのは、散らかったペンや色鉛筆です。
特に、蓋のついたカラーペンの散らかりはひどく、どうしたら片付けてくれるのか悩んでいました。
目次
子供の文房具の片付けに最適な方法とは?
我が家が購入したカラーペンは、ダイソーの30色入りで。
薄いビニルの袋に入っていました。
このビニル袋への収納は子供には絶対に無理だとすぐにわかったので、早々に処分しました。
ここからが問題です。
この30本ものペンをいったいどうやって収納しようかと考えました。
子供にとって遊びやすく片付けやすくなければなりません。
パッと使えてパッと戻せるような収納方法です。
ペン立てに入れる

まずは、無難に、30本ものカラーペンをいらなくなった陶器のカップに片付けることにしました。
この方法は、ある程度の年齢(おそらく小学生以上)であれば、非常に使い勝手のいいものかと思います。
しかし、幼児には使いにくかったようです。
幼児にはペン立てが使いにくい理由
幼児が椅子に腰かけた時に、ペン立ては非常に高く大きく感じます。
これによって、目的の色のペンを探しにくくなりますし、高い位置にあるペン立てにペンを戻しにくくなります。
また、少し離れたところにあるペン立てのペンを取ろうとして、ペン立てを倒してしまうこともあります。
倒れにくいようにと、重さのある陶器にしたら、今度は割れる心配があります。
割れた陶器で子供がけがをしたらと考えたら、早い段階で、カラーペンの収納をペン立てにすることはやめました。
ケースに入れる

ペン立ての次は、お菓子の空き箱に収納しました。
以前は、紙製の箱に入れていましたが、箱自体がすぐボロボロになったので、その箱は処分し、缶のケースに収納しました。
ところが、ケースがあまり大きくないので、ペンを全部しまうと、ずいぶんと重なります。
これが、子供には、目的のペンを探しにくくさせました。
目的のペンを探すために、邪魔なペンをケースから出して探すのです。
出されたペンはテーブルに散らかり、床に落ちてしまうこともあります。
子供たちがカラーペンでお絵かきした後のテーブル周りはなんとも悲惨でした。
この状況を変えたいと思いながらも、いい案が思いつかず、困っていました。
子供たちの使い方が悪いのだと思っていました。
しかし本当は、私の収納の方法が悪かったのです。
子供たちが悪かったのではありません。
子供には使いにくく片付けにくい収納だったのです。
このことにようやく気付き、改めて見直しをしました。
ペンが重なって探しにくいから、重ならないように面積の広いケースにしました。
ケースの縁が高いと、子供の目線では、ペンが見渡せなくなるから、縁の高さは5㎝以下の低いケースにしました。
このことを踏まえて、ようやく我が家のカラーペンの収納ができました。
ただ、まだ使い始めたばかりなので、これからも改善の余地はあるかもしれません。
子供の文房具(カラーペン)の片付けに最適な収納方法とは?
子供のカラーペン収納に悩まされ続けたわたしです。
最終的には、このようなケースにカラーペンを収納しました。

子供の文房具(カラーペン)の最適な収納方法とは?
- カラーペンすべてが見渡せるような入れ物にいれる。
- 子供自身で持ち運べるような入れ物にする。
- カラーペンを取り出すときに子供の手が入る余裕が入れ物にあるようにする。
- カラーペンの蓋を外した時に、蓋の一時置き場が、入れ物の中にあるといい。
- 入れ物は、缶やプラスチックなど、割れにくいものにする。
- 入れ物の縁の高さは、子供でも見えやすいように、5㎝以下にする。
これらの要素が満たされたものが子供にとっての使いやすいカラーペン収納でしょうか。
クッキーの空き缶なんかいいですね、きっと。
そういえば、子供の通っている書き方教室では、お菓子の空き缶にカラーペンが収められていました。
やはり、子供にとって使いやすい収納方法なんでしょうね。
お絵かきセットにしてみたら?
カラーペンを入れてもスペースに余裕があったので、クレヨンを収納しました。

子供たちにとって使いやすく、片付けやすいといいな。
後日談・・・。
カラーペン収納を決めてからの子供たちの様子です。
使っている最中は、やっぱりちゃんと蓋閉めない・・・。
あいかわらず、机のまわりにペンが散乱しています・・・。
絵を描くことに夢中になるあまり、蓋の存在を忘れているようなんですよね・・・。
それでも、使い終わって、ペンをケースに入れるように言うと、放り込むようにはなりました。
さらに後日談・・・。
ペンケースを元の引き出しに戻すのが面倒なのか、机の上に放置状態。
さらに、わたしが言わないと、ちゃんとケースに収めません。
使ったら使いっぱなしの子供たちです。
クレヨンもケースにちゃんと戻しません・・・。
わたしの求めるものが高すぎ!?
いやいや、そんなことはないはずです。
だって、幼稚園ではちゃんとお片づけするわけですから。
今もカラーペンはその辺に転がっています。
それをわたしが拾ったりしてます。
わたしがやるからダメなんでしょうかね?
けど、放っておくと、そこら中にペンだらけで、しまいには床とかに色がついてしまいそうで心配になるんですよね。
カラーペン問題はまだまだ続きそうです。