ニキビと毛穴に悩み続けて40歳になりました。
お越しいただきありがとうございます。
ブログ「ゆるしんぷる」管理人のもりみです。
こちらの記事は、子供の時からニキビに悩まされ続けたわたしの美容遍歴です。
あるとき、ニキビに悩み続けたわたしは、究極の肌断食「宇津木式スキンケア」を知りました。
試行錯誤、失敗、挫折をしながらもなんとか続けた5年間。
それまでのわたしの肌は、化粧品をつけると赤くなったりかゆくなったりしていました。
それが宇津木式によって大改善!
気づいたらニキビも毛穴も以前のように気にならなくなり、いろいろなスキンケア化粧品を使えるくらい元気な肌になりました。
そんなわたしも年齢肌に対抗しようと、40歳を手前にアンチエイジングに目覚めました。
この記事は、そんなアラフォー女の美容遍歴です。
当ブログには、化粧品などのレビュー記事もあります。
こんな美容遍歴の持ち主が書いてるのかと参考になれば幸いです。
はじめてニキビができたのは小学生
はじめてニキビができたのは、小学校高学年。
正確には覚えていませんが、卒業式のときには顔中真っ赤でひどいニキビ顔でした。
「どうして自分だけ?」
まわりの子はみんなきれいな肌です。
小学生ですからニキビができている子なんてほとんどいなかったのです。
思い出したくないほどつらい気持ちを抱えていました。
中学生になってもニキビは治らないどころか悪化するばかり
中学生になってもニキビは治るどころかますます悪化していきました。
周りの子の中にも、少しくらいニキビができる子もいました。
でも、わたしほど顔中がニキビで覆われている子はいませんでした。
顔中が赤ニキビで覆われていて、暑くもないのに常に顔は真っ赤。
表面の皮膚は繰り返すニキビによって異常なほど硬く厚くなっていました。
人間の肌じゃないみたいな感じです。
当時はまだネットもなく、どうやって治したらいいのかわからずにいました。
皮膚科に行きたくても親からは「そんなの放っておけば直る」と言われ、医者にはかかりませんでした。
そこで、自力で何とかしようと、雑誌から得たありとあらゆる美容法や化粧品を使いました。
今思えば本当に無茶苦茶なことをしていました。
情報に乏しかったので、ちょっとでも可能性があればどんなに怪しい方法でもあらゆる美容方法を試したのです。
顔中ニキビだったので、顔中にクレアラシルなどのニキビ薬を塗りたくっていたこともありました。
オロナインが効くときけば、顔面オロナイン漬けみたいな。苦笑
高校生になってもニキビ顔
高校生になってもかわらずニキビ顔。
高校2年生の時にバイトをはじめたわたしは自分で使えるお金が増えました。
多くの化粧品にバイト代が消えました。
こんなニキビ顔では恋愛だってできません。
そう悩みました。
が、実は恋愛はけっこう楽しんでいました笑
こんなニキビ顔の女の子でもいいといってくれる人はいたんですね。
それでも「ニキビさえ無ければ・・・」
鏡を見るたびに自分の顔を呪ったものです。
ニキビを直すためにお金をつぎ込む
高校を卒業した10代後半の頃には、今まで以上にニキビを治すためにお金をつぎ込みました。
月の化粧品代は5万円以上。
ニキビを治すためにお金も時間も費やしていました。
当時はまだメジャーになっていなかった、ファンケルやDHCをライン使いしていたこともあります。
各社の通販カタログを取り寄せては注文して、使いまくっては注文して。
そんなことをくり返していました。
毛穴のシートパックをすると面白いように角栓が取れました。
一日に何度もシートパックをしたこともあります。
毛穴を押すとにゅるっと角栓が出てきます。
ちょっとした快感もあり爪や器具を使って何度も押し出していました。
オイルクレンジングがいいと聞けば、オイルクレンジングでマッサージするように何度も肌をこすってはメイクを落としていました。
それでも、ニキビは繰り返し何度も何度も出来ては消え出来ては消え。
わたしの肌は何か重傷を負った後のような悲惨な状況になっていました。
エステと化粧品に大金をつぎ込んだ20歳の頃
20歳の時に、エステサロンに駆け込みました。
最後の望みをかけてです。
今思えば、皮膚科に行けばよかったのに、当時のわたしにはエステしかないと思っていたのです。(バカでした汗)
エステティシャンの言われるままに高額のコースをローン契約し、高額な美容機器や化粧品をローンで買いました。
それなのに、思ったほどわたしのニキビは改善されませんでした。
いえ、いま思えばずいぶんとよくなったのです。
ですが、十数回通っただけでは、重症なニキビ肌は治りきってはいませんでした。
これくらい通えば、エステサロンの広告にあったようなつるつるの美肌になれると思っていました。
今思えばそんな短期間に重症なニキビ肌が美肌になれるわけがないのはわかります。
肌のターンオーバーを考えれば、そんなに劇的に肌がよくなるはずがありません。
肌は少しずつ少しずつよくなっていくものですから。
ですが、当時のわたしにはそんなことはわかりませんでした。
そうして、エステティシャンには、さらなるコースの契約を勧められました。
というか、契約するまで店から出してもらえませんでした。
なかなかの悪質サロンでした。
当時はそういった無理な契約を取るエステサロンが横行していたのです。
金利も高く今の法定金利をはるかに超えていました。
でも、当時のわたしはそんなことも知らないおバカさんでした。
数年後、悪質な契約をしていた多くのエステサロンがなくなっていきました。
今思い出しても無知なことはおそろしいと感じます。
でも、それ以上にニキビを治したいという気持ちが強かったのも事実です。
エステのおかげでニキビが落ち着くが借金に苦しむ
エステに高いお金を払ったおかげで確かにわたしのニキビ肌はずいぶんとよくなりました。
妖怪から人間にはなれた感じです。
それでも、まだまだ肌はきれいにはなれませんでした。
何度も繰り返し出来ては消え出来ては消えていました。
さらに、エステサロンのローンは重くのしかかり、ニキビだけでなく借金でも苦しみました。
他にもいろいろなことがあり、もう生きているのさえつらくなり死にたい毎日。
一時期は部屋に引きこもっていました。
部屋といっても親元は出ており、彼氏と暮らす部屋でした。
こんな無茶苦茶なわたしでも彼氏はいたんですよね。
それだけが救いでした。
化粧品をやめれば肌はきれいになる?
引きこもっている間に、大好きな本を読み漁っていました。
主に読んでいたのは
文学、哲学、心理学、社会学、ビジネス書。自己啓発本などの実用書。
建築関係や暮らしや家庭の本。
皮膚科学に化粧品化学など美容関連書籍。
お楽しみに漫画や雑誌です。
それこそ朝起きてから夜寝るまで1日15時間以上、本を読んで過ごしていました。
ちなみに、当時の睡眠時間の平均は4~5時間ほどでした。
そんなとき一冊の本に出会いました。
それは「化粧品をやめればきれいになる」ということが書かれた本でした。
(当時にはまだ宇津木医師の本は出版されていませんが、同じようことを提唱していた方はいたのです)
「化粧品に含まれている有害な物質が肌を荒らしている。
だから、化粧品をやめれば肌は自らの力によってきれいになる。」
その本を読んだ時に、軽く頭を殴られたような衝撃を受けました。
なぜなら、今までのわたしは、ありとあらゆる化粧品を使いまくっていたからです。
汚い肌を隠すためのリキッドファンデーションも、リキッドファンデーションを落とすための強力なクレンジングも。
クレンジングと洗顔料という2度洗いはあたりまえ。
2度で足らずに3度、4度と毎日ゴシゴシ洗っていました。
今思えば、自ら肌を傷めつけていたのです。
こうしてその本と出会ったわたしは、化粧品に含まれている有害な成分というものに興味を持つようになりました。
そして、引きこもってばかりいて、化粧しない日が多くなると、わたしの肌は気づかないうちに少しずつよくなっていきました。
さらに言えば、ジャンクフードばかりの食事から手作りご飯に変わっていたことも関係あるでしょう。
あんなに出来ていた真っ赤なニキビができる頻度が減っていきました。
「化粧品に含まれる有害な成分は本当かもしれない。」
そのとき確信にも似た気持ちを持ちました。
こうして、わたしは少しずつ化粧品から遠ざかっていきました。
20代の半ばで結婚しスキンケアから遠ざかる
20代の半ばで結婚、妊娠・出産を迎え、さらにスキンケアから遠ざかりました。
でも、やめられなかったのがファンデーションなどのメイクでした。
スキンケアはやめてもファンデーションだけはやめられませんでした。
なぜならまだまだ治りきらないニキビとニキビ跡、毛穴の開きが目立っていたため、人前に出るにはファンデーションは必須でした。
そして、ファンデーションを塗ったなら落とす必要がありました。
当時はまだ石けんで落ちるファンデーションは一般的には売られていませんでした。
いくら石鹸洗顔がいいとわかっていても、当時のメイクは石けんでは落ちませんでした。
仕方なくクレンジングを使います。
そして、クレンジングと洗顔料とダブル洗顔をして、そのあとに何もつけない日が続きました。
気づいた時には肌はガサガサ、乾燥するのに皮脂は出る。
あわててスキンケア化粧品を使えば、赤くなったり、かゆくなったり、吹き出物が出たりするようになりました。
そのうち、化粧品を使うことが怖くなり、スキンケア化粧品が使えない日々が続きました。
それでも、ファンデーションだけはやめられませんでした。
やめた方がいいのはわかっていましたし、外出しない日はつけないようにしていました。
ですが、外出するならファンデーションは塗らずにいられません。
こんな汚い肌を人に見られたくなかったからです。
その頃には、ネットからさまざまな情報を仕入れることができるようになりました。
市販のクレンジング剤が肌によくないと、オリーブオイルやグレープシード、スイートアーモンドなどの植物油を使ってクレンジングしていたこともあります。
しかし、これも実はニキビなど肌荒れのもとでした。
八方ふさがりのような状態を数年過ごしました。
その間に離婚もしある意味人生どん底のような時期でした。
再婚そして妊娠・出産して脱ファンデーションに!?
再婚し、妊娠をきっかけに日常的にファンデーションをやめたくなりました。
「ファンデーションを塗った肌で子どもの肌に触れたくない。」
そう思ったのです。
そうして、わたしは長年やめられなかったファンデーションを少しずつやめていったのです。
もちろんすぐに完全にやめられたわけではありませんし、洗顔だけはしっかりしていました。
しっかり洗ってその後は何もつけない状態が続きました。
すると、がさがさ、ガビガビ、乾燥してるのにニキビも出来る。
不安定な肌状態が続きました。
そのときのわたしは、さまざまな情報に振り回されて何が正しいのかわからなくなっていました。
「化粧品はよくないのか?」
「化粧品はいいのか?」
どちらの答えも出ないままでした。
その頃から、石けんで落ちるファンデーションが出始めました。
わたしにとったら、まさに奇跡、救世主のようなものでした。
そして、わたしは石けんで落ちるファンデーションを使い始め、石けんでごしごし洗うようになったのです。
でも、石けんで落ちるというわりに、落ちはいまいちなのです。
それで仕方なしに2度、3度洗いをする日々。
肌はがさがさ、ガビガビ、ゴワゴワです。
毛穴にはファンデーションがたっぷり詰まっているのが見えます。
これは何とかしなければ!と一生懸命角栓を押し出してはタオルでごしごし。
一時的なすっきりを味わいたいがために何度も角栓を押し出しました。
それでも、以前の肌に比べたらずいぶんとマシになっていたのです。
だから、これでいいんだと思っていました。
ところがこれがよくないことを知ったのです。
宇津木式スキンケアを知る
ここでわたしは肌断食「宇津木式スキンケア」に出会います。
わたしがやっていたことが如何に肌を傷つけていたのか思い知らされました。
こうしてわたしは見よう見まねで宇津木式スキンケアをはじめました。
最初はなかなか思うようにいきませんでした。
やりはじめても肌の改善がみられないようになると、突然スキンケア化粧品をラインでそろえてスキンケアしはじめました。
やってはあきらめ。やってはやめて。
そんな風にわたしは宇津木式スキンケアをおこなっていました。
しかも、ファンデーションを完全に断つことはできずにいました。
何度も宇津木式スキンケアに挑戦しても、いまいちうまくいった気がしませんでした。
わたしはなぜなのかあらゆる原因を考えましたが、医師ではないので原因はよくわかりませんでした。
ですが、繰り返すうちに、自分がどんな時にニキビができたり、乾燥したりするのかがわかるようになりました。
宇津木式がうまくいかない原因はファンデーションと毎日の石けん洗顔にあることに気付きました。
そして、ある時、完全に化粧品を断ちました。
宇津木龍一医師の言っていることは正しい気がする。
「だから、一度、ファンデーションもスキンケアもいっさいやめてみよう」
そう決意しました。
ファンデーションをまったくしない日々。
素顔を隠すためにマスクと眼鏡をかけ、帽子をかぶる毎日。
素肌を見られたくなくて、人の顔を見て話しをすることができなくなりました。
「誰かにあったらどうしよう?」
素肌の不安と恐怖を感じながら日々を送っていました。
ですが、1か月が過ぎ2か月、3か月くらいすると、肌の変化に気づきました。
こころなしか肌がきれいになっているような気がしたのです。
もともとがきれいな肌ではないけど、それでもなんだか顔色がいい。
肌が内側から輝くような。
「宇津木龍一医師の言っていることは本当だったんだ。」
そのときはじめて宇津木式に成功したと思いました。
ですが、だからといってもともとがきれいな肌ではありません。
完全にすっぴんを人前にさらすのは抵抗がありました。
「そのうち慣れるかもしれない」
そう思いましたが、いつまでたっても慣れませんでした。
「やっぱり、人前に出るときは、ちゃんとファンデーションをしてメイクをしたい。」
そう心の底から思ったのです。
でも、そうなると宇津木式はうまくいかなくなります。
わたしにとっての宇津木式は、完全に何もしないスキンケアであればうまくいくというものでした。
ですが、ひとたびファンデーションを塗ったり、石けん洗顔を続けると肌の調子が悪くなるのです。
ここで迷いました。
この先一生ファンデーションを使わない生活をするのか?
答えはすぐに出ました。
ファンデーションを全く塗らない生活はわたしにはできません。
そうして、わたしは宇津木式の効果を感じながらも再びファンデーションとクレンジングに頼ることにしたのです。
アンチエイジングに目覚める
宇津木式スキンケアのおかげで、化粧品を使っても肌が荒れることがなくなったわたしは、急にアンチエイジングに目覚めました。
肌状態がよくなったとしても、元が元なので、たかが知れています。
開いた毛穴は目立ち、乾燥による小じわ、たるみが気になるようになっていました。
そうして、スキンケアに目覚めたわたしは、いろいろな化粧品を使い始めました。
ちふれ化粧品のように簡単にドラッグストアで買えるもの。
それから、ファンケルにドモホルンリンクル。
米肌化粧品、テアテ化粧水、ほかにもいくつかの化粧品をお試ししたり1~2か月ほど使い続けたりしていました。
でも、今まで肌に何もつけていなかったためか、夜に化粧品をつけることを不快に感じたのです。
なんだかべたべたするようで気持ち悪いのです。
でもクレンジングを使うなら、その後はスキンケアをした方がいいことはわかっています。
だから我慢するしかないのかもしれない。
それでも、何か他にもっといい化粧品はないかと色々と探していました。
そうして見つけたのが、夜だけ美容断食のコンセプトで誕生したkooミラクルクレンジングです。
美容断食によって、宇津木式スキンケアをしていたときよりも肌本来の美しさを手に入れたようでした。
翌朝のすっぴんがすごくよくてうれしかったのを覚えています。
ですが、そんな自分もいよいよ40歳を目前にしました。
どうがんばっても何もつけないスキンケアだけでは美肌になれない現実を知りました。
肌の老化をことごとく実感したのです。
40歳を目前にしたわたしは、あらたにエイジングケアに目覚めました。
肌の内側から美しくなる。
肌を紫外線などからきちんと守るためにも、ファンデーションはする。
でも、きついクレンジングは肌に合わず肌荒れをおこしてしまいます。
クレンジングはできるだけ使いたくない。
でも、化粧はしたい。
でも、お手入れはシンプルにしたい。
そんな堂々巡りをしていました。
肌にやさしいけれど、メイクはきちんと落としてくれる。
そんなクレンジングが欲しい。
そして、できることなら肌内部からきれいになれるような成分が配合されたスキンケアを使用したい。
もちろんこれも肌にやさしい成分であることは大前提。
そんなわたしの願望を詰め込んだようなスキンケアを探していました。
そんなときに、エトヴォスに出会いました。
使ってみると、そのよさに感動しました。
今の化粧品は本当に進化していますね。
昔のような粗悪なものはずいぶんとなくなりました。
肌へのやさしさを考えて、さらに美肌に効果的な成分が配合されているものが豊富にあります。
今は、いろいろ使ってみてそれぞれの化粧品のよさを実感しています。
それにスキンケアって楽しいですね。
好きな香りの化粧品を使っていると心からホッとしてとても癒されます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
途中、読みづらいところもあったことかと思います。
今、わたしはあらためて美容について学んでいます。
これまでも、エステサロンやリラクゼーションサロンに勤務していたことがあり、それなりに学んだつもりです。
ですがブランクもありますし、ブログで書くならきちんとした情報を届けたいと思っています。
それは、かつてニキビで苦しんだ自分のように、肌の悩みでつらい思いをしている人がいたら少しでも助けになりたいと思っているからです。
今年、40歳になったわたしのスキンケア巡りはまだまだ続きます。
使用してみてよかったものがあればブログでも紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします。
追記
エトヴォスのファンデーションに出会って、再びシンプルなスキンケアの日々がつづいています。
朝は、ぬるま洗顔のみで済ますことも多く、そのあとエトヴォスのファンデーションを塗るだけ。
夜は、カウ無添加ミルククレンジングで軽くメイクを落とし、その後は、牛乳石鹸で洗顔します。
洗顔後は、何もつけていません。
何もつけない方が肌の調子がいいようなのです。
こうして、やっぱりシンプルなスキンケアは気持ちがいいなと実感もしています。